ボルゲーゼ美術館展
2010年4月11日(日)
本日は増子です。
先日、東京都美術館の「ボルゲーゼ美術館展」に行ってきました。
イタリアにあるボルゲーゼ美術館は、私設美術館では世界トップクラスの
クオリティを誇り、その所蔵品が今回公開されました。
その中でも注目が日本初公開のラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」。
これは1506年頃、彼が20代前半の作品というから本当にすごいです。
でももっと驚いたのが下の写真です。

これは1930年代に撮影された写真ですが、右手のところに一角獣がいません。
それに肩にマントを羽織っています。
近代に入り分析したら、絵の下に別の絵が隠されている事がわかりました。
修復作業を施したら一角獣が姿を現したそうです。
誰かが勝手に加筆したわけですが、誰が何のためにねつ造したのかは
良く分からず、多くの謎に包まれています。
修復前は「アレクサンドリアの聖カタリナ」として認知されていたようなので、犯人は
普通の肖像画を聖女に仕立てたかったようです。
ルネッサンスを代表するラファエロの大切な作品に、だいそれた事をしてくれたものです。
東京都美術館は大規模修復の為、2年間休館になるので、
最後の展覧会にギリギリ間に合って良かったです♪













































