03 物件情報はどうすれば集まるか
【情報収集する際の心構え】
住まい探しを始めたばかりの段階では住宅情報誌や新聞広告に掲載されている物件情報を数多く見ることが大切だが、いつまでも雑多な情報集めに終始していては具体的な行動に移せない。ある程度物件情報に慣れ親しんだら、次のステップへ踏み出そう。
その第一歩は自分たちが購入したいと考えている希望条件に優先順位を付けること。地域にこだわった探し方をするのか、広さを優先するのか、庭付き一戸建てというように住宅の形態に執着するのかということだ。支払い可能な予算のなかで自分たちが望んでいるベストの生活を実現できる住まいを選ぶために、情報を選別して集めるようにするのである。
まず、家族それぞれの希望を書き出してみよう。「犬を飼いたい」「テラスがある家が欲しい」など思いつく限りの希望を出し尽くした段階で、譲れるものと譲れないものを明らかにしていくのである。たとえば次のような項目を挙げてそれぞれの内容を確認し、優先順位を振り分けていくようにしたい。
★広さ・間取り‥・最低何㎡くらい必要か、部屋数はいくつ必要かなど。
★地域・交通‥・通勤時間(通学時間)を優先するのか、周囲の生活環境を優先するのか、また親族・知人の住居近くを優先するのかを明確にする。仮に通勤時間を優先するならその限度はどのくらいか、バス便か徒歩圏の物件かなど。
★住宅形態‥・マンションか一戸建てか、新築か中古かなど。
★将来の買い替えの有無‥・たとえば永住を希望するなら現在は多少不便な地域でも将来の発展が期待できる地域で広めの住宅を選ぶ、あるいは買い換えを予定するなら現状の利便性を優先し広さはやや抑えるなどの視点で選ぶ。
【どこから情報をとるか】
物件情報の収集で最もポピュラーなのは住宅情報誌を定期購読したり、毎日宅配される新聞の広告を見たり、新聞に折り込まれてくるチラシなどから得る方法だ。なかでも住宅情報誌は多数の物件情報が一挙に掲載されているので物件同士・地域間、新築と中古、一戸建てとマンションというように比較検討がしやすい。現在の価格相場を知るうえでも役に立つうえ、ハウツウ記事や最新のニュースも掲載されているので、住まいに関する知識を身につけるためにも有効だ。
このほかに不動産会社の「友の会」に入会する方法もある。入会料・会費は無料だ。入会時に希望の住宅形態、希望地域、広さ、購入希望時期、自己資金・収入、家族構成などを登録すると、希望に合った物件情報が売り出しに合わせてダイレクトメールで送られてきたり、物件情報が記載された会誌が定期的に送付される。ときには一般公募に先立って会員だけに売り出し情報が提供されることもある。中古物件を探すときには、仲介会社を訪ねてそこに登録されている情報を紹介してもらうという方法もある。
インターネットを活用して不動産会社などのホームページを見るのも有効だ。







































