36-03 こんなに多彩な一戸建ての間取プラン~パート3~

<L>グルメ家族にオススメのプラン
ダイニングとキッチンとを独立・分離させたプランが多数派になりつつあるなかで、図LはL字型キッチンとダイニングを一体化したケース。キッチンが見通せるので嫌がる主婦もいるが、実はこのほうが機能的。食事の配膳、あと片付けがしやすい。
空間に広がりがあるので家族が手分けをして食事をつくることも可能だ。その意味でグルメ家族にオススメというわけである。
それでいてリビングとダイニングとは分離しているので、来客があってもダイニング・キッチンの混乱ぶりは見えない。
<M>2世帯がゆったり暮らせるプラン
2世帯同居型の住宅というと、浴室や台所などが2つずつ用意されている間取りプランが一般的。私たちはこれを当たり前のように思っているが、実は日本独特のプランらしい。
デベロッパーの企画担当者がフランス系のカナダ人と台湾の人を分譲地の2世帯同居住宅を案内したときのこと。個人主義が発達しているカナダ人は「なぜ、こうまでして2世帯で暮らすのか。別々に暮らせばいいじゃないか」という感想をもらした。これに対して、大家族主義の台湾の人は「もったいない。浴室は大きいのがひとつあれば十分。家族なのになんと水臭い」と驚いたという。
折衷の妙で発展してきた日本ならではのプランということができるわけだが、2世帯同居のプランはどんどん進歩を遂げている。そのパイオニアが二世帯住宅研究所(旭化成ホームズ)だろう。親世帯と子世帯のコミュニケーションスタイルをいくつかのパターンに分離し、それぞれに息子夫婦同居と娘夫婦同居との基本プランを提供している。
図Mはそのなかの「休息スペース分離型」の息子夫婦同居タイプ。基本的に食事は親世帯・子世帯が一緒にとり、ときには世帯ごとのだんらんを楽しむというものだ。
玄関やメインのLDK、サニタリーなどは共用しながら、日常の生活リズムの違いや世代差をカバーするために、親世帯スペースに補助生活機能をプラスしてくつろぎの場を確保している。
<NOPQR>そのほかのいろいろプラン
このほかにも立地に合わせて2階にリビング・ダイニングなどを配した上下階反転タイプ(図N)、リゾート地の別荘を思わせるもの(図O),茶室を設けたタイプ(図P)などさまざまなプランの一戸建てが建設・分譲されている。







































