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34 給水管の寿命は築20年が目安

【いつまでおいしい水が飲めるか】
        
 建物がいかに堅牢にできていても、その内部を通っている給排水管が傷んでいたのではとても住めたものではない。人体にたとえると鉄筋コンクリートが骨格や筋肉に当たるのに対して、給排水管は血管や気管などの循環器系統に相当するといえるだろう。“おいしい水”を運ぶ給排水管の寿命を考えてみよう。

 

1.給排水管はどのように朽ちるか

 給排水管の材質はいろいろある。鉄管やステンレス管、銅管などだ。なかでも鉄管が広く普及している。

 鉄管はそのまま使うとさびやすいので、表面を加工して直接水に触れないようにするのが一般的だ。’70年代の半ばごろまでは表面を亜鉛メッキによって加工した鋼管が多かったが、いまは塩化ビニールで覆う硬質塩化ビニールライニング鋼管(塩ビ管)が使用されるようになっている。最近では樹脂製のさや管ヘッダー工法の給排水管を採用する例も増えてきている。ただ、これは住戸内に引き込む際の「ヨコ管」が中心。各住戸をつないでいる共同管(タテ管)は塩ビ管だ。

 鋼管の寿命は大きく2つの側面から判断することができる。ひとつは鋼管そのものの寿命だ。長年の使用で磨減し、ついに穴が開いてしまい漏水がひどいといった状態である。穴が開いてしまったのでは新しいものに取り替えるしかない。

 もうひとつは安全な飲料水を送り届けられるかどうかだ。東京都水道局の規定では各家庭に供給される水に含まれるさびなどの混入率を0.33ppm以下としている。これを超える飲料水が出るようだと寿命が尽きたと判定されるのである。

 通常はこの両者のうち、後者の水質低下によって寿命が尽きるケースが多い。ただ、これは水道局が管轄する水道管についてであって、マンションでは水質の変化を把握するのはなかなか困難だ。そのため目に見える形で被害が表れないと認知しにくいという面がある。

 

2.蛇口から出る水の色で劣化を判断する

 鋼管の劣化は次のような症状を伴いながら進行する。そして、その劣化を進行させるのは“安全な水”にするために投入される塩素系の薬剤である。まず、鋼管の表面が腐食して亜鉛メッキなどが溶け出す。そうすると朝一番などに家庭で蛇口をひねると、白く濁った水が出てくることになる。さらに進行すると今度は鉄部のさびが混じるようになり、黄色味を帯びた水に変色し、そしてついには赤水となるのである。つまり、白→黄→赤の順だ。

 いっそう腐食が進むと表面にできたさびが張り出して瘤をつくり、水が流れにくくなったり、ときには鋼管に穴が開いて漏水する。家庭では水がチョロチョロしか出なかったり断水したりする。

 

3.築10年ですでに被害が……

 日本建築設備安全センターがまとめている「給排水管の診断と対策」のなかで、劣化配管の事例を挙げている。それによるとたとえば鉄筋コンクリート造5階建ての社員住宅の場合は築10年ごろから腐食の影響が表れるようになったという。赤水が出るようになったのである。

 築13年ごろになるとメーターまわりの配管に漏水事故が頻発。階下の住戸に被害が生じた。朝のうちに汲み置きした浴槽の床のタイルも夕方には薄茶色に着色し、日中使用しない共同食堂の手洗い器の水が夕方には真っ赤になっていたという。このように日常生活に支障をきたしはじめたため、修繕することになった。

 診断によると管接合部(ネジ部)の傷みがひどく、一部漏水している箇所が数ヵ所確認されている。また、バルブ類と管との接合部の管側の腐食が著しく、ファイバースコープの挿入が困難なほどさび瘤が発生していたという。

 

4.給水管は15年、排水管は20年が分かれ目

 これらの事例を調査している専門家の意見を総合すると、給水管の中を通る水道水の水質やその地域の土壌、施工状態、材質などによっても異なってくるが、一般的には築10年~15年あたりがひとつのポイントになるという。

 一方、排水管のほうは15年程度で傷みが出始めるといわれている。排水管のほうが長もちするわけだが、これは給水管が飲料水を供給するので家庭への影響度が大きいのに対して、排水管ではそういうことがないためだ。

 さや管ヘッダー工法の寿命は50年とも60年ともいわれているが、採用されたのは最近なのでまだ未知数である。

 

5.鋼管の延命策

 鋼管に傷みが出た場合は修繕することによって、ある程度の延命策をとることが可能だ。大きく2つの方法に分けられる。

 ひとつはいま以上にさびを進行させない防錆方式。代表的なものに飲料水に薬品を投入して飲料水に含まれている給水管を腐食させる成分を緩和したり、化学反応を起こさせて赤水の発生を防ぐのである。また、鉄面に沈着して皮膜をつくり出して腐食を防止する。 もうひとつは鋼管をクリーニングする方法だ。実績が豊富なものにエポキシ樹脂ライニング工法がある。これは研磨剤と圧縮空気(窒素ガス)を管内に送り込んでさびを削り取るというもの。そして、そのあとにエポキシ樹脂を流して管内壁を塗装するのである。先に挙げた社員住宅ではこの工法によって修繕が行われている。

 

6.延命できても5年が目安

 ライニング工法による延命期間は5年以上が目安とされている。業者の保証期間もなかには10年間としているところもあるが、一般的には5年間だ。ただ、この工法は鋼管を研磨するので十分な肉厚が残っていないと穴を開けてしまう場合がある。

 したがって鋼管の残存肉厚にもよるが、一度行えば次に行うのは難しいとされている。関係者によるとクリーニングができるかどうかは築15年くらいが分かれ目だという。

 仮に築15年でクリーニングによる延命策を行ったとすると、最低でも5年はもつということなので、築20年あたりから取り替えの時期が訪れるということだ。
 むろんケースにもよるので、取り替え時期が早くくることもあれば、もっと長もちすることもあるだろう。期間の長短はあるにせよ、必ず取り替えの時期がやってくるのは確かなのである。

 マンションを選ぶ際には、新築当時からパイプの寿命を想定して、取り替えが行いやすいプランになっているかどうかを確認しておきたい。多少見栄えが悪くても、パイプを露出させておくとか、パイプシャフトに収めて故障が起きたときには、シャフトを外して簡単に点検・修理ができるようになっていることが大切なのである。