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28 音にうるさいマンション選び

【騒音に悩まされないマンションの条件】       

 ひとつ屋根の下で壁一枚を隔てて暮らすマンションでは音に対する関心は特に高い。上階や隣住戸の話し声が筒抜けで、何をしているのか手にとるように分かるというのでは最悪。音に強いマンションを選ぶようにしよう。

 

1.厚い壁より薄い2枚の壁が音に強い

 音の伝播の仕方は大きく2種類に分かれる。ひとつが上の階で子供が跳びはねたり、椅子を引きずったり、壁に釘を打ちつけたり、トイレなどで水を流したりする音。壁や床、給排水管などを通して伝わってくる音である。これを「固体伝播音」という。

 もうひとつは幼児の泣き声やカラオケ、拡声器などのように空気中を伝わってくるもの。これを「空気伝播音」という。

 空気伝播音の遮音では窓ガラスや壁がポイントになるが、このときは分厚い1枚壁や窓ガラスよりも、薄くても2枚のほうが遮音性能は高くなる点に注目したい。

 窓ガラスでいうと60dB(デシベル=音の大きさの単位)の外部騒音に対してふつうのサッシを通ると室内ではだいたい40dBになる。60dBとは人が普通よりもやや大きな声で話している程度。40dBは普通の声とささやき声の中間ほどである。

 それが厚手の防音サッシにすると35dBになる。これはささやき声程度だ。さらに二重サッシにすると27dB になり、小さなささやき声くらいになるのである。
 壁でいうとその厚さと重さが1倍の場合は遮音性能も1倍だが、壁の厚さと重さを2倍にすると遮音性能が2倍向上するかというとそうではない。1.4倍程度なのである。性能を2倍にしようと思ったら壁の厚さと重さを4倍にしなければならないのだ。
 ところが1倍の壁を2枚にすると遮音性能も2倍に向上するのである。

 したがってマンションが建っている周辺に交通量の多い幹線道路や騒音を出す工場などがあるときは、窓が防音サッシよりも二重サッシになっているかどうかなどをチェックしたい。

 

2.2つのタイプの音

 床や壁を媒体にして伝わってくる固体伝播音は大きく「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」に区別されている。
 軽衝撃音はスプーンなど軽いものを落としたときに出る音。ハイヒールなどのコツコツという音もこれに含まれる。これに対して人が跳びはねるなど重い物を落としたときに出るドスンという音が重衝撃音だ。

 軽衝撃音を防ぐのは比較的簡単で、カ―ペットを敷くなど床の表面材を替えるだけでずいぶん違う。コンクリートスラブの厚さや床工法が同じでも、まったく仕上げ材を使わずにコンクリートむき出しの場合は「うるさくて我慢できない」という数値になってしまうのである。

 ところが、普通の厚さのカーペットを敷くだけでも「やや気になる」程度となり、さらに厚手のカーペットを敷くと「ほとんど気にならない」「聞こえるが気にならない」程度に下がる。

 

3.スラブ厚は何mmか

 これに対して重衝撃音は床の仕上げよりもコンクリートの厚さや重さ、工法が決め手になる。
 床に表面仕上げをまったくしないでスラブをむき出しにした「直床(裸床)工法」の場合はこうだ。スラブ厚が130mmの場合はL-65ほどのレベルで下階に音が伝わる。生活実感に換算すると「気になる」というレベルだ。それが150mmではL-60ほどに減り、「やや気になる」程度。 さらに180mmではL-55ほどで「少し気になる」となり、200mmではL-50ほどで「ほとんど気にならない」となる。
 スラブ厚はだんだん厚くなる傾向にある。平均的なファミリータイプでは’50年代は130mm程度、’80年代半ばごろまでは150mm程度が主流だったが、最近は180mm~200mmが標準になってきている。

 

4.いちばん効果が期待できるのは?

 同じ直床工法でもコンクリートスラブにカーペットなどを敷いた「直張工法」を見ると、重衝撃音では軽衝撃音ほど飛躍的な効果は期待できないが、遮音性能は多少アップする。この工法は現在も広く採用されているもので、多くのマンションの床はこの工法によってつくられている。また、通常はカーペットの下地にはフェルトかラバー(ゴム系)が張られている。ラバーのほうが虫がつきにくいが、若干コスト高だ。

 スラブ厚が130mmの場合をみると、先の「裸床工法」ではL-65ほどだが、直張工法にするとL-60に近い水準にアップする。ただ、200mmになるとほとんど変わらないという結果になっている。

 次に「根太床工法」を見てみよう。根太床工法はコンクリートスラブと床の表面仕上げの間に根太を置いたもので、’50年半ば~’60年代半ばに建てられた公団マンションを中心に多く見られた。現在でも水まわり関係の近くはパイプを通す必要があるので、根太を置いてその間 を通しているケ-スもある。

 この工法の遮音性能をみると、軽衝撃音に対しては効果的だが、重衝撃音に対しては先の「直床(直張)工法」とほとんど変わらないといえる。しかも、根太床工法は施工がまずかったり古くなったりすると性能が落ちやすい。根太にきしみが出たり、床とスラブの間の空間で音が反響する場合があるのだ。

 床の工法で最も遮音効果があるといわれているのが「浮床工法」だ。これはコンクリートスラブの上にグラスウールなどの緩衝材を入れて、これをモルタルコンクリートではさみ、さらに床の表面を仕上げるというもの。同じ工法でも緩衝材に使う素材によって違いはあるが、だいたいこのような方法がとられている。

 こうすることで床の表面にカーペットよりも固いPタイルやフローリングを張っても軽衝撃音をかなり防ぐことができるのである。

 最近はフローリングばやりだが、浮床工法などの遮音対策がとられているかどうかを、デベロッパーに確認するようにしよう。また、中古マンションなどでは居住者がフローリングに改造する場合があるが、万一上階の人にその計画があるようだったら、どのように行うかをよく聞くこと。遮音対策がとられていないと上階の人が歩いたり椅子をずらしたり、なにか落としたりしたとき、びっくりするほどよく伝わってくるのである。

 

5.コストアップしても意外に遮音性能は上がらない

 上階からの重衝撃音と軽衝撃音の両方に対して遮音性能が高いマンションの条件を整理すると、次のようにまとめることができる。

①スラブが厚いこと

②床の表面が厚手のカーペットを敷いて仕上げられていること

③表面をフローリングなどにする場合は、浮床工法などの遮音対策がとられていること

 ただ、これらの条件をすべて満たすには相当のコストが必要だ。
 スラブを厚くすれば建物全体の重量が増し、基礎を打つ段階から資材費や工事費がかさむ。また、浮床工法は直張工法に比べて施工が面倒で手間がかかる。さらに床全体の厚みが増すので、マンションの階高を高くとる必要がある。これらのことは当然マンション分譲価格に反映するのである。
 遮音性能とコストとの関係(主に壁に対して)は、遮音性能を5dBから10dB の2倍に向上させるためにはコストが2倍から4倍にアップするのである。

 では現在分譲されているマンションがどの程度のレベルを想定しているかというと、壁(隣戸と端境壁=躯体壁)は厚さが150mm程度、上下階を隔てる床は先に述べたように180mm程度で直床(直張)工法となっている。
 このレベルでの性能は隣戸に対しては壁に釘を打ちつけたり、カラオケなどをボリュームいっぱいで鳴らせば別だが、話し声ならほとんど聞こえないといってよいだろう。床に関しては厚手のカーぺットを敷いていれば軽衝撃音なら「ほとんど気にならない」ほどで、重衝撃音に対しては「少し気になる」となる。上階によほどマナーの悪い居住者が住んでいなければ日常生活には支障はないとはいえるだろう。

 

6.建設構造でも違う

 マンションを建設する工法は大きく「ラーメン構造」と「壁式構造」に分けられるが、この構造によっても遮音性能は違ってくる。

 重い物を落としたときに発生する重衝撃音に対して強い構造はラーメン構造だ。ラーメン構造ではスラブを梁で支えるので、スラブの短辺長が短くなる傾向にあり、たるみの出を抑え、遮音性能はあまり落ちない。

 壁式構造ではスラブを壁で支えるため、一辺当たりのスラブが長くなる傾向にあり、スラブにたるみが出てそれだけ遮音性能が落ちるのである。遮音性能を高めるためにはラーメン構造以上のスラブの厚さが必要なのだ。
 仮に壁式構造でスラブ厚150mmで得られる遮音構造を実現しようとすると、ラーメン構造では140mmもあればほぼ同じになる。

 では、ラーメン構造ならスラブ厚が薄くても大丈夫かというとそうでもない。遮音性能は先に述べたようにスラブの短辺長で決まるので、これが長いとスラブを厚くする必要がある。
 スラブの短辺長とスラブ厚との関係は、同じ遮音性能を得るためには短辺長が短ければスラブ厚は薄くても対応できるが、長くなるとその分スラブ厚を厚くする必要性が出てくることがこれからも分かるだろう。

 つまり、遮音性能をみるには建物の構造と床面積の広さ、スラブの厚さ、さらに床の工法や表面仕上げの状況をチェックすることが大切ということだ。

 

7.パイプにも注目する

 給排水管から出る水流音が気になるという人も多い。音が居室に伝わるのは給排水管が次のように通っているからだ。一般に給排水管は最上階から1階まで縦に貫通し、それぞれの階の住戸と結んでいる。そして、これらの縦の管はパイプシャフトで密閉され、外に音が漏れるのを防いでいる。ところが、パイプシャフトを完全に空洞にすると、火災が起きたときに煙突の役目を果たして延焼につながりかねないので、要所に遮断板の設置が義務づけられている。

 この遮断板を通じて音が外に漏れるケ―スがあるのである。通常はその対策として給排水管のまわりに緩衝材を付けて遮音効果を保っている。

 また、音の発信箇所である給排水管の音自体を小さくするために管を流れる水流の圧力を下げる方法もとられている。あまり勢いよく水が流れると音が大きくなるし、パイプの途中に空気が溜まっていたりすると逃げ場を失い、紙鉄砲の原理と同じでボーンという大きな音(ウォ―ターハンマー)が出ることがあるのだ。

 ある技術者は音に対する望ましい水圧は2kg/cm3と述べているが、あまり水圧を下げると水の出が悪くなったり、湯沸器が作動しなくなってしまうので、4kg/cm3以下を目安にしているという。