10 まずはどんな住宅ローンがあるかを知ろう
【住宅ローンには3タイプがある】
ひと口に住宅ローンといってもさまざまな種類があるが、これらは大きく3つのタイプに分けることができる。それぞれの特徴をみておくことにしよう。
1.民間融資
第1は、都市銀行や地方銀行などの民間金融機関が貸し出す民間融資。ほかのタイプと区別するために、銀行ローンと呼ばれることもある。
各金融機関の独自色を出した多彩なローン商品がラインナップされている。たとえば育児休業中の返済額を軽減したり、三大疾病にかかったときにローン返済を免除するといったものがある。また、キャンペーン期間中に申し込んだ場合に金利を優遇することもある。
このほか民間融資には、店舗を持たずにインターネットを窓口にしているインターネット・バンクのローンもある。
2.公的融資
第2は、国などの助成を受けて運営されている公的金融機関が貸し出す公的融資。財形住宅融資、自治体融資などがある。
公的融資は、縮小の一途をたどっている。かつて公的融資の御三家といえば、公庫、年金、財形だったが、年金融資はすでに廃止されている。公庫融資も’06年度で廃止され、独立行政法人の住宅金融支援機構に生まれ変わっている。
3.協調融資
第3は、公庫融資の廃止に伴って登場した、公的融資と民間融資との中間的存在の協調融資。一般名称としてフラット35と呼ばれている。
公庫融資の特徴だった「長期返済・固定金利」を実現していることが注目点だ。融資するのはノンバンクも含めた民間金融機関だが、資金調達については住宅金融支援機構が協力している。
フラット35という名称は同じでも、各金融機関によって金利や返済条件が異なるので、比較検討して有利ばものを選ぶようにしたい。
4.金利のタイプ
住宅ローンを選ぶときに金利に注目するのは当然だが、表示されている金利が低くても、返済途中で金利が上がってしまう場合もある。さまざまなタイプのものがあるので、表示されている金利がどのような仕組みで決まるかについても、注意を怠らないようにしよう。
ここでは「こんな住宅ローンがあるのか」という程度で結構だから、しばらく眺めておいてもらいたい。







































